ホワイトニング whitening
ホワイトニング
当院でのホワイトニング治療について
ホワイトニングは、漂白法、ブリーチングとも呼ばれ、プラスチックやセラミックといった人工的な材料で変色を被い隠すのではなく、あなた自身の歯を白くする治療法です。
ホワイトニング剤には、過酸化水素か過酸化尿素が含有されている為、不適切に使用された場合、組織を傷つける恐れがあります。口腔内の使用に毒性はありませんが、当院では、患者さんのお口の中(歯や歯周組織の状態等)をしっかりと診査・診断してから治療を開始します。妊娠中、或いは授乳中の女性に対する安全性は保証されておりません。該当する場合には、緊急を要する治療ではありませんので、安心して受診できる時期までお待ちになるようお勧めしています。
ホワイトニング治療例
【症例1 36歳女性】
来院主訴:歯を白くしたい。
治療回数:3回
治療本数:上顎ラミネートベニア 6本、下顎ホワイトニング 6本
費用:上顎ラミネート 48万円、下顎ホワイトニング 3万円
ホワイトニング治療例
【症例2 22歳女性】
来院主訴:虫歯で黒いのが気になる。
治療回数:3回
治療本数:上顎ラミネートベニア 8本、下顎ホワイトニング 8本
費用:上顎ラミネート 64万円、下顎ホワイトニング 4万円
治療手順
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01 ご予約・ご来院
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02 カウンセリング(治療相談・精密検査)
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03 治療開始
1,まず歯をきれいにします。
2,歯の周りの歯ぐきを取り巻くプラスチックの保護材を置きます。
3,35%の過酸化水素水のジェルをそれぞれの歯の上に載せます。
4,特別な青い色のライトをジェルで覆った歯の近くに置き、光を照射します。
5,ジェルを一旦洗い流します。
この約10分程の操作を 3~5 回繰り返します。治療時間は、概ね 60~90分位です。 -
04 治療完了
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04 メンテナンス
一人一人にあったケアの方法をご説明致します。
- 歯の表面が荒れやすいホワイトニング剤の主な成分は、オフィスホワイトニングの場合、過酸化水素という物質です。このホワイトニング剤を使用すると、普段は歯の表面にある保護膜を溶かしてしまうため、歯の表面が荒れやすくなります。一般的に24~48時間程度で保護膜はもとに戻りますが、その間は特に注意が必要です。
- ホワイトニング剤の影響で知覚過敏がおこるケースがあります。薬剤が歯の神経に強い刺激を与えてしまうため、神経が敏感になりやすいのです。オフィスホワイトニングで使用する薬剤はホームホワイトニングのものより濃度が高いため、より知覚過敏になりやすい傾向があります。
- オフィスホワイトニングでは、1回の施術で思ったような白さに仕上がらないことがあります。また、個人歯の特徴により色ムラが出ることがあります。歯の厚みの違いやホワイトニングの作用が出にくい部分があることなどにより、想定した白さや均一な白さにならないことがあるのです。これは、常に起こるということではなく、個人差が大きいため、実際のところは施術をしてみないと分からないと言わざるを得ません。しかし、ホワイトニングを続けていくことで目立たなくなることが多いです。
- ホワイトニング後は、徐々に色戻りをおこす場合がほとんどです。1回の施術で作用が続く期間は一般的に3~6カ月程度で、オフィスホワイトニングは作用がすぐにあらわれやすい分、色戻りが早いと言われています。
- オフィスホワイトニングは健康保険の適用外です。また、一度ホワイトニングをすると、その白さを維持するためにはメンテナンスが必要になります。どのようなメンテナンスがどの程度必要なのか、歯科医院により異なりますので事前にご確認ください。
- ホームホワイトニングでは、一般にオフィスホワイトニングで使用する薬剤よりも濃度の低いものを使用しますが、それでも歯に与える影響はあります。歯の保護膜を溶かしてしまう作用があるためです。しかし、知覚過敏になる可能性はオフィスホワイトニングより低くなります。もし、違和感が生じた場合は、歯科医師に相談しましょう。
- ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比べて、濃度の低い薬剤を使いながら時間をかけてゆっくりと白くしていきますので、その作用があらわれるまでに時間がかかります。
- ホームホワイトニングでは歯の白さの調整が難しいと言われています。ホームホワイトニングはご自分で行うため、どのような仕上がりになるのか予測がつきにくいという一面があります。
- 使用方法や薬剤の量など、きちんと行えているのかどうかの自己判断が難しいという点もあります。マウスピースがしっかりはまっているのか、ホワイトニング剤の量が間違っていないかなど、正しくできているのかどうか自分だけでは判断が難しい時にどうするかという問題があります。自分で判断するのが難しい時は、歯科医師に施術をお願いしましょう。
ホワイトニングを行ってはいけない方
無カタラーゼ症の方
ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素がない、無カタラーゼ症の方がいらっしゃいます。
万が一体内に取り込まれると、分解されずに残留してしまい、進行性口腔壊死などの重い病気になる可能性がありますので、絶対に行ってはいけません。
妊娠中、授乳中の方
妊娠中や授乳中の方は避けていただいたほうがよいでしょう。
ホワイトニングを避けた方が良い方
詰め物や被せ物が多い方詰め物や被せ物が多い方は、自分の歯との色の差が目立つようになってしまうことがあります。その部分も色を揃えるという選択肢もありますが、時間も費用もかかります。
人工の歯の方(入れ歯、差し歯)
ホワイトニングは自分の歯であることが前提ですので、入れ歯、差し歯などの人工の歯を白くすることはできません。ホワイトニング後に差し歯を入れるほうがよいでしょう。
歯にヒビがある方
ホワイトニング剤の強い刺激がヒビから入り、歯がダメージを受ける可能性がありますので、避けるようにして下さい。
歯の神経を抜いてしまった方、死んでしまっている方
ホワイトニングは、神経が生きている歯に対して行う方法です。神経を抜いてしまった方や死んでしまっている方の場合はできません。
変色の強い方(抗生物質の影響)
抗生物質の影響で歯の変色が強い方は、ホワイトニングの作用が出にくいと言われています。
ホワイトニング治療費
保険診療:健康保険各種取り扱い、保険診療費に準ずる。
自費診療:以下に表記
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- ホワイトニング
- オフィスホワイトニング¥5,000/本
ホームホワイトニング¥33,000/口