親知らずの抜歯 tooth-extraction
親知らずの抜歯
第三大臼歯と言われ前歯からかぞえて8番目の歯で、智歯とも言います。17歳くらいから生え始める最後に生える歯です。ただし人類の進化とともに顎が退化し智歯が生えるスペースがなくなり現代人の智歯が4本生える確率は36%と言われています。ほとんどの智歯が斜めに生えるか完全に埋まっています。また智歯は退化傾向が強いため、生まれつき欠如している場合も多いです。親知らずによる問題
【痛み】 親知らずの痛みには大きく分けて3種類あります。-
01 【虫歯】 親知らずの周りの歯肉や骨が炎症を起こし痛みに腫れを伴ったり膿が出たり、口が開きづらくなるケース。原因はきれいに生えていないため汚れがつきやすく、磨きにくいためプラークによって炎症が起きる。特に下顎の周りはいろんなたくさんの開閉口咬筋が存在するため腫れやすい。 治療方法:この場合は抗生剤で消炎後、抜歯になります。
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02 【顎関節症】 虫歯が進んで神経まで達し歯髄炎を起こし冷たいもの熱いものがしみる、食事をしたときに痛みがある、何もしなくても痛いといったケース。 治療方法:下顎の親知らずを抜歯し顎関節症の治療を行います。
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03 【親知らずと歯並び】 親知らずが生えてくる時に手前の歯並びに悪影響を与える事がある。 治療方法:親知らずを抜歯します。